40代の髪の艶出し。最初にすべきはツヤ出しオイルを探すことではなく…毎日の丁寧なヘアケアなんです。どうせならホンモノのツヤ欲しくないですか?
40代からの見た目って、髪が艶々だとそれなりに綺麗に見えますよね。
でも正直、髪のツヤ減ってきてませんか?
もしあなたが髪の艶出しがしたくて、「オイル探そう!」って思っているなら…ちょっと待ってください!
どうせだったら、人工的なオイルのテカテカよりも「自然な艶髪」が欲しいですよね?
自然な髪の艶出しをしたいなら、髪の毛をとかす、シャンプーする、ドライヤーをするという日々のセルフケアの見直しが肝心です。
あなたが毎日頑張って続けているそのケアが、逆に髪の毛からツヤを奪っていることもあるんですよ。
特に、ドライヤーは、正しい方法でやれば艶出しと直結するので要チェックです!
40代ならまだ髪の艶は取り戻せますからね(^^)
せっかくなら自然な髪の艶を手に入れましょう♪
\髪の空洞化って知ってる?/
テカリよりも自然な髪の艶がほしいなら?髪の「丁寧な」お手入れを
髪の毛のツヤと聞いて想像するのは、どういうツヤですか?
こういう髪全体がテカっている髪の毛でしょうか?
↓
ん?ちょっと違う?全体がベタついてる?
ではこんな感じで、頭の上部に天使の輪が見える髪の毛はどうでしょうか?
↓
ウンウン!これこれ!
こういう髪の毛が、わたしたちの理想とするツヤ髪ですよね。
でもね、これって自然な髪のツヤなんです。髪の毛が整っているからこそ出せるツヤなんですね。
髪の毛が整っていれば、髪の毛に自然な艶が出る
でも髪の毛の老化を感じ始める40代。
髪も老化してきたし、整えるのが難しくなってきた。もうツヤは出せないのかな…?
諦める気持ちも出てきちゃいますよね。
でもね、まだ諦める必要はありませんよ。人工的な髪全体がテカるツヤで妥協する必要もありません。
40代からの自然な髪の艶は、どれだけ髪を傷めないケアができるかにかかっているので、これからの頑張り次第で自然な髪の艶が取り戻せます。
まずは髪のツヤの原理とツヤが減る原因を見ていきましょう。
髪のツヤの原理|整っている髪の毛は光が一定方向に反射する
髪の毛のツヤは光の反射によって生まれます。
「光が一定方向に反射すれば、光が束になる」んです。そして「髪の毛にツヤがあるように見える」んです。
表面がなめらかで、純度が高い氷がキラキラして見えるのと同じ原理ですね。
このように氷がキラキラして見える原理を髪の毛に置き換えると…
髪の毛の【表面】と【内部】が整っていることが、髪の毛にツヤが出る必要条件になります。
- 髪の毛の【表面】キューティクルと毛流れが整っていること
- 髪の毛の【内部】空洞が少ないこと
40代から髪の艶がなくなる3つの原因〜加齢も影響あり‼
年齢を重ねていくと、髪の毛のツヤが少なくなってくる原因はこの3つ。
①キューティクルの傷み
ーはがれたり、浮き上がったり。表面がボコボコになる。
②髪の毛流れがそろっていない
ーうねり毛が多くなると表面がボコボコになる。
③髪の空洞化
ー髪の内部に空洞ができると、光が散乱して光がにぶくなる。
髪にツヤを出すには、できるだけ同じ方向に光が反射する必要があります。
キューティクルが傷んでいたり、毛流れがバラバラだったりすると、光が乱反射して弱まってしまいます。
そのため、髪の毛にツヤがないように見えるんですね。毛先のパサパサ感も良くないです。
うねり毛が多くなると毛流れがそろいづらくなります。これもまたツヤが減る原因です。
髪の毛のうねりは、加齢や髪の毛のダメージ、切り方に関係しています。
そして、髪の毛がダメージを受けると髪の毛の内部(メデュラやコルテックス)に空洞ができます。
髪の内部に空洞があると、光が乱反射して髪の毛全体が白っぽくツヤがないように見えてしまうんです。
氷の中に空気やチリなどの不純物が多いと白っぽく見えるのと同じ原理ですね。
髪の毛の空洞は、
- パーマ
- ヘアカラー
- 紫外線を長時間繰り返して浴びる
- 100℃以上の加熱を繰り返すこと
で増加すると言われています。
40代というと加齢が進んできている年代なので、若い頃と比べて髪の毛のツヤが減ってきているのは仕方ないことです。
ですけどね。まだ40代ですよ?
艶出しの基本を知って対策することで、髪ツヤを増すことはできますよ(^^)
40代からの髪の自然な艶出し方法【テクニック6つ】
40代からの髪の自然な艶出し方法を6つ説明していきます。
髪の毛のとかす、シャンプー、ドライヤー…など基本的なヘアケアを見直すことが大事なポイントです。
あなたが毎日頑張って続けているケアが、逆に髪の毛に摩擦を与えたり、ダメージを与えたりしていることもあります。
間違ったケアは髪のツヤを奪っていることになるので、今のうちに見直しておきましょう(^^)
①毛先からブラッシング!髪の毛を引っ張らない
髪の毛を傷めないとかし方は、髪の毛を毛先から少しずつとかしていくことです。
いきなり頭のてっぺんからブラシを入れて、ブチブチっと音がしても毛先まで一気にとかす…というのは絶対にやっていはいけません!
髪の毛が引っ張らられて傷みやすく、受ける摩擦も大きいです。
髪の毛の長さに合わせて、二分割以上に分けてとかしましょう!
髪の毛をとかす順番
- 真ん中からブラシを入れて、毛先までとかす。
- 頭のてっぺんからブラシをいれて、真ん中までとかす。
- からまっている部分がなくなったら、根元から毛先をとかして仕上げる。
髪の毛が長い方は、三分割にしてみてください(^^)/
髪の毛はとかすたびに傷むくらい繊細です。
キューティクルを守るためには、ブラッシングや手ぐしの頻度も減らしましょう。
②正しい方法でシャンプーをする
シャンプー中の摩擦を減らして、髪の毛にダメージを与えないようにします。
特に道具が必要なわけではないので、今日からでも始められる方法ですよ!
髪の毛が濡れる前にとかしておくことで、シャンプーの時の摩擦を減らすことができます。
まずは毛先から、やさしく髪のもつれをほぐしましょう。
38℃くらいのぬるま湯で、しっかり前洗い(予洗い)しましょう。汚れの70〜80%は、前洗いで落ちると言われていますよ。
熱すぎるお湯だと、髪の毛のキューティクルが開きすぎて、ダメージの原因になります。
シャンプーを手のひらで軽く泡立ててから、毛先の方から空気を入れ込むようなイメージで泡立てていきます。
よく泡立ったら、頭皮を指の腹で優しく洗っていきます。ゴシゴシと髪の毛をこするのはNGです!
シャンプーブラシを使うのもおすすめです。
トリートメントやコンディショナーは、手ぐしで髪の毛をとかすように毛先から付けていきます。
地肌までは付けないようにしましょう。
毛穴づまりや、ベタつきの元になったり、髪がペタンとしやすくなります。
おでこの生えぎわ、こめかみ、耳の後ろ、後頭部〜えり足部分はすすぎ残しが多い部分。念入りに流しましょう。
すすぎ残しがあると、かゆみやベタつきなど頭皮のトラブルが起きやすいです。
③ドライヤーで毛流れを整えて艶出しする
髪の毛流れがそろっているとツヤツヤに見えます。つまり、
毛流れを作るとツヤツヤに見える▶ドライヤーで毛流れを作る行程が肝心かなめ
です。
そして、嬉しいことに、うねり毛、くせ毛があっても、毛流れがそろっていたらツヤが出るので、ドライヤーで丁寧に毛流れを整えましょう!
ガシガシ、ゴシゴシと水気をとるのは絶対にやめましょう!
タオルで髪の毛を包んで、ポンポンとおさえるタオルドライをします。
髪の毛は濡れている時は、キューティクルが開いて傷つきやすくなっています。
弱い力でも、キューティクルがダメージを受けます。
タオルドライをしたら、すぐにドライヤーを使いましょう。
濡れている状態から、根元に風を入れて乾かしていきます。
頭とドライヤーは15cmをキープして、同じところに風を当て続けないようにしましょう。
根元が乾いたら、根元から毛先に向かって風を送ります。
キューティクルは、毛先の方に閉じていきます。
風もキューティクルと同じ方向に向けると、キューティクルが整ってツヤが出ます。
髪の毛が8割くらい乾いたら、冷風モードで仕上げます。
乾かし過ぎを防げますし、キューティクルも閉じて、髪の毛が安定します。
手ぐしやブラシで毛流れを整えましょう。
髪の毛を乾かさないまま寝てしまうと、髪の毛の摩擦や毛流れの乱れなど…髪のツヤが減ってしまう原因になります。
④ヘアアイロン/コテは低めの温度で頻度を減らす
ヘアアイロンやコテを使う場合は、130〜140℃までにしておきましょう。
ヘアアイロン/コテを使うなら…
- ヘアアイロン/コテの使用頻度を減らす
- 使用する場合は、130〜140℃までにする
花王さんの研究で、髪の空洞は100℃以上で増加する、特に160℃以上で急増すると言われています。
「ツヤを出したいから、コテを使う」という人もいますけど、長い目で見ると逆効果なわけです。気をつけましょう。
⑤カラーやパーマ、縮毛矯正の回数を減らす
カラー、パーマ、縮毛矯正をしている場合は、できるだけ回数を減らしましょう。
ヘアカラーをやめるというのは、ちょっと難しい…という方は、全髪染めとリタッチ(部分染め)を組み合わせるといいですね。
縮毛矯正やブリーチは、美容院の施術の中でもハイダメージ!
髪の毛には負担が大きいメニューです。
縮毛矯正、ブリーチ>パーマ、ヘアカラー
⑥髪の空洞化を補修でできるトリートメントを使う
髪の空洞化を補修できるトリートメントを使うのもいいですよ!
髪の内部に入り込めるトリートメントの成分
- PPT(ポリペプチド):加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン
- セラミド
PPT(ポリペプチド)という成分は水で流れてしまう性質のため、使い続けることで効果を感じられるようになります。
セラミドは髪内部にも存在する成分なので、髪の中までスルスルっと入っていきやすいんです。水分や栄養分を運ぶ役割を担ってくれます。
あくまでも、基本は【髪の艶出しテクニック①〜⑤】ですので、トリートメントは補助的なアイテムと考えておきましょう。
髪の空洞補修ができるトリートメントは【花王】セグレタのトリートメント
花王さんの【セグレタ】のトリートメントは髪の空洞化補修ができるように開発されました。
このトリートメントには、空洞補修効果があった!と学会でも発表されている技術が採用されています。(2021年11月12日現在、特許申請中の新しい技術です。)
セグレタには、ダメージ補修成分としてセラミドが入っています。
@コスメの口コミ 27件と少なめなんですが、評価は☆6。高評価ですよね。
艶出しできるスタイリング剤で毛先のパサパサ感を対策
スタイリング剤を使って毛先のパサつきにまとまり感を出して、艶をプラスしましょう。
スタイリング剤は、【髪の自然な艶出しテクニック①〜⑥】にプラスするケアとして取り入れるイメージです。
毛先は1番早くに生えてきた部分。どうしたってダメージはあるので、根元よりもパサパサしやすいんです。
パサパサした毛先は不潔に見えることもありますからね。
艶出しスタイリング剤を毛先に使ってパサつきを防ぐといいですね。
オススメ|毛先のパサパサ感を減らして艶出しもできるオイル
毛先のパサパサ感を減らしつつ、艶も出せるヘアオイルとしてはナプラ「N.ポリッシュオイル」がオススメです♡
オイルのテクスチャーはこっくりタイプ。使う時は少量を毛先に付けるだけでOKです。
オイルが垂れてボトルがベトベトしやすいのがマイナスポイントですが使いやすくて気に入ってます(^^)
艶出しスプレーで手軽にツヤがあるように見せる
手軽に髪にツヤをプラスするアイテムが「艶出しスプレー」です。
ルベルの トリエ ジューシースプレー0は、スタイルキープ力はないんですが、スプレーをシューッとするだけでツヤツヤサラサラの髪の毛に見せられます!
なかなか自然な艶が出ない…とお悩みの方は使ってみるといいと思いますよ。
お手入れの行き届いた髪の毛に見せられます(^^)
このスプレー自体にトリートメント効果はないので、髪の毛を傷めないケアも同時並行してくださいね。
まとめ・自然な髪の艶出しで美髪のキレイな40代になる!
40代からの髪の艶出しは、普段の生活でどれだけ髪の毛を傷めずにいられるか?が重要ポイントです。
天使の輪が出ているような自然なツヤ髪を目指すなら
- ブラッシング
- シャンプー
- ドライヤー
- ヘアアイロンやコテ
- 美容室での縮毛矯正やパーマ、カラーの頻度
を見直しましょう。
そして、髪の毛の内部まで浸透して空洞補修効果があるトリートメントを使いましょう。
トリートメントの成分としては、加水分解ケラチンやセラミドと書いてあるものを選ぶといいですよ(^^)
今までのやり方を新しいやり方に変えるのは、最初は慣れないし「あーー、また間違った…」ということもあります。
もし1ヶ月に1回美容院に通ったとしても、1年のうち353日は自分で髪のお手入れをすることになります。
いま頑張っておくと、これから40代後半、50代と年齢がすすんだ時に後悔せずにいられると思うんです。
私と一緒にセルフケアを継続して、艶んつやんな髪の毛の綺麗な40代になっちゃいましょう!
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